榛名湖ヒルクライムのレースを振り返ってみる

IMG_3727榛名湖ヒルクライム(以下ハルヒル)は申告タイム順にゼッケン番号がふられてて、ゼッケンの若いグループから順にスタートになってました。

私のゼッケンは5121 第5スタートです。(いったいタイムどのぐらいで申告したんだっけ?)

IMG_3729スタート前の心拍数は65前後。それがスタートと同時にぐんぐんあがっていく。
スタートから大して時間が経過してないのに呼吸がゼーゼーハーハーと苦しくなってくる。

ウォーミングアップ無しでのスタートだったせいか、負荷に身体が対応できない感じ。
勾配はそれほどきついわけでなく、心拍数も160をちょっと超えたぐらい。

榛名山ヒルクライム(以下ハルヒル)のコースは序盤ゆるめで終盤きつくなるコース。
終盤に脚をのこすために、最初からインナーローを使い切ってもいいから軽いギアで回していくつもりで走り始めてました。

そして当初おもったとおりにそうそうにインナーロー使い切ります(^^;
リアスプロケットは28Tを装着、クランクはもちろんコンパクトクランク。インナーはQ-RINGSの36T(登り苦手だから34Tに変えちゃおうかなぁ)

ダンシングが苦手なので基本登りはシッティングで登ります。
ケイデンス80以上をキープできる軽いギアで登るようにして疲労がたまらないようにします。

きついなぁって思いつつも淡々と登っていくと気がついたら榛名神社についてました。
勾配の変化がちょくちょくあるせいか、がんばるところ、ちょっと休むところが交互にやってきて思ったよりもいいかんじで登ってこれたと思います。

(逆に同じような勾配でずーっとダラダラ登る坂は登ってる最中に精神的にイヤになっちゃいますね)

それと平坦ではできるだけ他の選手の後ろについて空気抵抗減らしてできるだけ脚を回復させるってこともやってみました。

榛名神社をこえたあとにハルヒルの最大勾配14%の坂が登場します。
ここはもうシッティングでは対応しきれない勾配なのでダンシングで登ります。

急勾配を抜けるとつづら折り。
各カーブに番号がふってあり全部で35番あるそうです。
私が番号を発見したときはすでに4番ぐらいでした。どうやらそこまでは見落としてたみたい。

走ってて気がついたんですが、私はやっぱり長い直線の坂よりもつづら折りの方が気持ち的には楽になれるようです。
つづら折りは視覚的に結構くるってよくいいます。
確かにつづら折りの先の方までみちゃうと「おいおいなんだよこの勾配」って思ってイヤになります。
なので私はコーナーの先を見ないようにしてます(^^;

苦しいときは「あのコーナーまで」「あのミラーまで」って手近なターゲットを決めて、そこまでだけがんばる。それをつないでゴールまで走る。そういう走り方をしてます。
だからつづら折りの方が、コースの先を無視できていいんですね。

なので終盤の勾配きつくなるあたりがつづら折りだったんで、脚はきついんですが、精神的には新少し楽でした。

沿道でハルヒルのこの旗がいっぱいふられてたんですよ

沿道でハルヒルのこの旗がいっぱいふられてたんですよ

さらにゴールに近づくにつれて沿道の応援が増えてくる!
声援で元気がでてきます。

この声援で勇気づけられてがんばった人って多かったんじゃないかな。

カーブ番号が残り数個になったあたりでサイコンを見るとタイムが59分に…
残り1分でゴールはとても無理だろうと思いつつも1時間切りたいという気持ちが強くなっていきます。

しかし試走してないのでいったいあとどのぐらいでゴールかわからない。
変に手前でスパートかけたらゴールにたどり着く前に失速しそうです。

1時間切りたい…でもスパートできない…
そんなことを逡巡してたら、

「すぐそこで計測終了!がんばれー!!」

って声が。

ふと頭の中に「サイクリストの『すぐそこ』は信用できない」って言葉が浮かびます。
ほんとにこのコーナーの先で計測終了なのか?
サイコンの走行距離を見てもまだ15kmも経過してない…
レースコースは16km強だったはず。でもレース概要に掲載されてる距離よりも実際の計測距離が短いのはよくあること…
一瞬のことですが、いろいろ考えがうかびます。

でももう行くしか無いって思ってケイデンスをあげてスパートをかけたら目の前に計測終了地点がみえてきたので、最後まで回してゴール!

サイコン表示。距離14.8kmタイム01:00

サイコン表示。距離14.8kmタイム01:00

サイコンを停止させると表示は「01:00」1時間です。

サイコンみたときは「秒」が表示されてないのに、なぜかちょうど1時間だって思い込んでました(^^;

最終的な結果は1時間0分2秒58。あと3秒速ければ1時間きれたんですが、残念ながら1時間は切れませんでした。

反省点

試走必要

やっぱりゴール地点間際になったら残ってる力を出し切りたいですよね。
そのためには最低限、もうここまできたらゴールはすぐそこ!というのがどこなのか事前に把握してないとダメですよね。

そういう点で試走はやっぱり必要。せめて前日にレンタカー借りて下見するとかすればよかったかなぁとも思いました。

ウォーミングアップ必要

最近はわりとイベント前にウォーミングアップすることが多かったので、久々にウォーミングアップなしで走ることになって必要性を改めて認識できました。

イベントでは、整列からスタートまで時間が結構あくこともあり、その間に身体冷えちゃったらウォーミングアップしても意味ないとか思ってました。

それで今回も7時20分スタートなのに整列は6時ぐらいからだから、ウォーミングアップしてもねぇ…って思ってたんですが、やっぱり予め身体動かしてからのレーススタートとレースが1日の運動の最初というのでは、全然スタート直後の苦しさが違いますね。

2 thoughts on “榛名湖ヒルクライムのレースを振り返ってみる

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