テールライトについて考えはじめたら日常使いのテールライトは充電式が良さそうな気がしてきました。
最近のテールライト検討記事
どちらもバッテリの持ちを気にしての選択です。。
というのも、もし走行中にテールライトのバッテリが切れてしまっても、走行中じゃ気がつかないからですね。
フロントライトなら、視界にとらえてるので、バッテリが切れたらすぐに気がついて対処できるけど、後ろは見えないのでそうはいきません。だからテールライトのバッテリがどの程度持つかが気になるわけです。
そこで、バッテリの節約につながる自動点灯型テールライト「リフレックスオート」や長時間点灯可能な「OMNI5」あたりが候補にあがってきたわけです。
長時間稼働のライトもバッテリ減ってりゃ意味が無い
いくら長時間使えるテールライトであっても、そもそもスタート時にバッテリが減ってたらブルベから帰るまで、あるいはロングライドから帰宅までバッテリが持ってくれない可能性がでてきます。
スタート時点でフル充電になってないと、せっかく一度のライド中にバッテリ切れを気にしなくていいテールライトを選んでも無意味になっちゃいます。
乾電池駆動のテールライトならエネループのような充電式乾電池が使えるのでスタート時にフル充電のエネループに交換して使えば、いつでもフル充電でスタートできるようになります。
と、そこまで考えると当然候補にあがるのが「充電式テールライト」です。
通勤からロングライドまで
想定利用シーンとしては、自転車通勤や平日の夜間ライドや、週末の日中ロングライドなど長くても10時間程度までのライドで、トンネル等を考慮してスタート時にスイッチONしたら帰りまでバッテリーが持ってくれるのがベストです。
この使い方であれば、常に充電するようにして、スタート時はいつもフル充電で十分な点灯時間を確保できると使い勝手がよいと思います。
こういう基準で探せば結構小さめで使い勝手のいいテールライトもありそうな気がしたんですが…
意外と少ないロングライフな充電式テールライト
思ったより長時間バッテリがもつ充電式というのが見つからない。
点灯で4〜5時間程度までなら選択肢は多いので通勤や平日のナイトライド用ぐらいならいくつも見つかるので、この程度ならデザインの好み等で探すと良さそうですが、ロングライドまで対応できる10時間バッテリが持つようなテールライトとなるとなかなか見つかりません。
たとえばライトの定番キャットアイだと、VOLT50は連続点灯4時間と意外とみじかいです。
そんな中、公称10時間以上バッテリが持つ充電式テールライトをなんとか2つだけ見つけられました。
10時間以上OKな充電式テールライト
ブラックバーン スーパーフリー
15時間点灯可能です。
ブラックバーンは他にも乾電池駆動で長時間点灯できるテールライトをたくさん出してますね。
TOPEAK レッドライトDX USB
こちらは点灯で11時間いけます。
両社とも乾電池駆動なら40時間以上バッテリが持つようなテールライトをいくつか発売してるので、ブルベ用に乾電池式を探すにも良さそうです。
5〜10時間OKなちょっと気になる充電式テールライト
ファイバーフレアUSB
発光面積が広く全方位から存在がわかる「ファイバーフレア」シリーズもUSB充電タイプがありました。点灯で7時間持つそうなので通勤や夜間トレーニング用に装着するのに良さそうです。
BBボロ CM-1.0R
点灯で6時間50分。サドルレールにも取り付け可能です。
USB充電式を探してみてわかったのは、コンパクトな製品が少ないことです。コンパクトでそこそこ長時間点灯可能な製品だとこのBBボロ CM-1.0R テールライトぐらいになりそうです。
注意点
というわけでバッテリの長持ちするテールライトをピックアップしてみたんですが、どれもバッテリのへたり、故障には注意が必要です。
いくら10時間バッテリがもつはずの製品でも使ってるうちにバッテリがへたってきたら1時間もたないなんてこともあるかもしれません。
また、回路が故障して全くつかなくなるかもしれません。
故障やバッテリのへたりまで考えると理想を言えば、テールライト2灯にできれば反射材も併用ですかね。
これからの季節は夕方からアッというまに真っ暗になるから自分にあったテールライトを装備して安全に走りたいですね。