SDA王滝にむけて再チューブレス化

MTBに身体をならすために和田峠へ

MTBに身体をならすために和田峠へ

今週末はセルフディスカバリーアドベンチャーIN王滝なので今週はMTBモードです。

今週はSDA王滝に向けてバイクの準備をしたり、身体をMTBにならしていくつもりです。

その第1弾。まずは先日のチャレンジOTAKI MTB80km耐久レースでサイドカットしてしまったフロントタイヤの再チューブレス化を行いました。

下準備

作業の第1歩はパンク修理で入ってるチューブを取り除いて、チューブレス用バルブをつけなおすこと。

タイヤを外す段階で気がついたのがリムテープとタイヤがシーラントで固着してる箇所が何カ所かあることでした。

シーラントのカスが残ってます。タイヤブートはカット箇所から少々ずれてくっついてました。

シーラントのカスが残ってます。タイヤブートはカット箇所から少々ずれてくっついてました。

タイヤをリムから引っぱがす段階でタイヤにくっついてるリムテープが変形していきます。

タイヤをはずしてからリムテープを観察してみるとリムテープとリムの間にも固着したシーラントが入り込んでてリムテープとリムの間にスキマができはじめてました。

タイヤに固着した部分のリムテープが浮き上がっちゃいました。

タイヤに固着した部分のリムテープが浮き上がっちゃいました。

このままだと再度チューブレス化するときにエア漏れの原因になりそうなので、急遽リムテープも交換することに。

ネットでNotubesのリムテープを注文したんですが、なかなか発送にならないので、ショップでリムテープを購入してきちゃいました。

購入したのはSPECIALIZEDの2BLISSレディ(チューブレスレディ)のリムテープ。

ROVAL 2BLISS READT 25mmリムテープ

ROVAL 2BLISS READT 25mmリムテープ(Youcan八王子店はどういうわけかSPECIALIZEDのマイナーそうなパーツが1つだけ置いてあったりします)

シーラントまみれになったリムテープをはずしたら、リム内側にこびりついてるシーラントも指の腹やペーパーウェスでしごいて除去します。

ちなみにタイヤを外したときに液状のままのシーラントはほぼ残ってませんでした。カットパンクしてチューブを入れるときにシーラントを拭き取ってたので残ってたぶんはほぼ固まったようです。

チューブはシーラントがへばりついてベタベタ。この状態で使えないことはないと思うのですが、シーラントがこびりついたチューブをあらためて使う気にもなれなかったので処分しちゃいました。

IMG_8089

今改めてかんがえるとレース中の修理用と割り切って残しといても良かったかな。またカットパンクしてチューブ入れたら入れたチューブはシーラントまみれになるわけだし(^^;

タイヤは去年の秋の王滝でリアに使ったS-WORKS Fast Trackをフロントにとりつけることにしました。

再チューブレス化作業

前回チューブレス化したときにずいぶん苦労したので、その反省を活かして今回はかなり愚直に作業してみました。

リムテープとりつけ

IMG_8097

バルブ穴がずれないようにドライバを穴につきさしてリムテープをはめます。サイドがおれまがって噛んだりしないように注意深く作業ですね。

バルブとりつけ

つぎはバルブとりつけ。

バルブ根元にたっぷりグリスをぬりつけます。前回はここでケチケチとしてバルブ根元からのエアもれがなかなか解消しませんでした。

タイヤとりつけ

タイヤはとりつけるまえにビード部分にたっぷり中性洗剤を吹き付けてアワアワにします。

この状態だと手がすべってはめにくいのですが、この洗剤効果なのか、空気をいれたときにほとんど漏れもなく、簡単にビードがあがってパンッパンッとリムにはまる音がしてくれました。

前回エアもれまくりで苦労したのがウソみたい…

あ!もしかして元々ホイールについてたリムテープってチューブレス用じゃなかったのかな…それをチューブレスレディのリムテープに変えたからちゃんとエアはいったとか?(ここらへんはよくわからないな…)

ここまでは前回の苦労がウソのように順調でした。あとはシーラントを入れればOKなはずだったんですが…

シーラントが入らない

注射器にシーラントをいれてバルブを通してシーラントを押し込もうとするのですが、全くはいっていきません。

どうやらバルブの中で以前入れたシーラントが固着してしまったようです。

せっかくここまで順調に作業できてたのに、このままではどうしようもないので、タイヤをめくってバルブを外してバルブの掃除です。

バルブの内側をみるとシーラントが白く固着してるのが見えたので、精密ドライバのマイナスをつかって固着したシーラントを引っこ抜きました。

これでOKかと思ってリムにとりつけずにシーラントを通す実験をしてみたんですが、やっぱり通りません。

空気入れにつないでエア圧をかけてみると、何かにジャマされてるかのようポンプに負荷がかかります。まだどこかにシーラントがつまってるようです。

こういうときにバルブコアがはずせるタイプだったら問題なかったんでしょうけど、残念ながら使ってるバルブはバルブコアがはずせないタイプ。

なんとか奥につまってるシーラントを除去しないと…

こうなったらダメ元と思いバルブの内側にディグリーザを少量いれてシェイクしてみることに。

そのあとディグリーザをすてたら、もう一度空気入れにつないでエア圧をかけます。何度かポンピングしたときにプシュッとエアがきれいに抜ける音がしました。

バルブの内側をのぞくと固着してたシーラントが入り口あたりまで出てきました!

工具がとどくところまで来てくれたらあとは精密ドライバでひっかけて除去すればOK。エアがスムーズにとおるようになったので、これでシーラントもちゃんと通りそうです。

ってことでバルブを再度つけなおします(^^;

前回の反省をいかして、タイヤ内のエアはほどほどにしておいてシーラントを注入。今度はシーラントもちゃんと入りました(^^)

まだ一晩おくと結構なエアがぬけますが、ひとまず無事再チューブレス化できたようです。 シーラントが入らなかったときはどうしようかと途方にくれかけましたが、無事再チューブレス化できてよかったです。

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