6月14日、15日とSPECIALIZEDラウンジにて新型S-WORKS TARMACの試乗会があったので14日に予約してNew S-WORKS Tarmacを試乗してきました。
「ライダーファースト」というコンセプトでサイズ毎に剛性や設計を微妙に調整しているという新型S-WORKS Tarmac。
普段はS-WORKS Tarmac SL4 サイズ52に乗ってるので、同じサイズ52を試乗するか、ひとまわり小さいサイズ49で試乗するか迷ったのですが、今回の試乗ではサイズ49を選びました。
サイズ52で今目一杯ハンドル下げてるんですが、それでももうちょっとハンドル下げたいなと思うことがときどきあるので、今後のフォーム変化によってはサイズ49も検討したいなって感じで49を選びました。
さて新型S-WORKS Tarmac。最初に驚いたのがダウンチューブの細さ。
一目見ただけでSL4より細い!
サイズ49だと、私の手でつかむと親指と中指の輪っかに収まる細さ!
そんなにダウンチューブの太さが必要無くなったってことでしょうけど、特徴的だった極太ダウンチューブでなくなるのはちょっと寂しい気もします。
あとは目につく違いといったらシートクランプが内蔵されたことぐらいでしょうか。実物を見てみると思った以上にスッキリ感がでていていいです。
試乗の感想…
SPECIALIZEDラウンジでサドル高さを調整して、タイムのペダルをつけてもらったら早速試乗です。
1時間の間、好きなコースを走ってOKということでしたが、本厚木周辺の道路はよくわからないので、用意されてる推奨コースを走ってきました。
試乗してみた感想ですが、1番は尖ったところが何も無いってところでしょうか。
硬くてゴツゴツする…なぁんてこともなく、思わずガンガン踏み込んでしまいたくなるような過激さも感じない…
乗り心地はめっちゃ快適でした。ルーベのようなコンフォート系ロードバイクかと思っちゃうぐらいに快適。この新型S-WORKS Tarmacなら400km以上のブルベも走ってみたいって思えるぐらいでしたね。
そんな快適なバイクなのに、登りはグイグイ登ってくれます。Mt富士ヒルクライムが終わってからちょっと気が抜けて体重がヤバイ感じになってたのに、坂を登るのがずいぶん楽でした。
平地では踏んだときに強い反応はみせないけど、確実に加速してく感じです。
尖った感じがないので踏んでるときの陶酔感はちょっと弱いかも(^^;
全体的には快適で冷静に速く走れるバイクなのかなぁって感じました。
ホイールが良かったのかも
ただ今回の試乗で感じた感想は、セットされていたホイールの影響も大きいだろうなって思います。
セットされてたのは ROVAL Rapide CLX 40
公称1375gのカーボンクリンチャーホイールです。
このホイールが乗り心地の良さに一役買ってる可能性は高いです。
できればいつも使ってるホイールで試乗できる機会があるといいなぁ…
RoubaixとTarmacが近づいてる?
なんとなくだけど、S-WORKS TarmacとRoubaixがそれぞれ近づいてきてるように感じました。
必要以上の快適性を除外してその分速くはしれるように舵取りしているRoubaix。
必要以上の剛性を求めず快適性をUPしてきてるTarmac。
こうなってくるとどちらのS-WORKSにするか迷っちゃいますよねぇ。(いや、まだ買わないけど)