先日New S-WORKS Tarmacの試乗をさせてもらったときに、もうひとつ驚いたことがあります。
それはDura-Ace9000系の操作感の良さです。
「え?今更なにを?」って思われそうですが、実はDura-Ace9000系が登場してから先日の試乗会までの間にDura-Ace9000系に触れたことがありませんでした。
私が7900系電動Dura-Aceを購入してからあまり月日を空けずに9000系が登場したので、性能差を感じるとイヤだなぁと思ってあえて触れてこなかったんですね(^^;
それがNew S-WORKS Tarmac試乗のために触れることになってその操作感の良さに驚いちゃったわけです。
私がこれまでに使ったコンポーネント
最初のバイクについてたのが、7800系Dura-Ace。ブレーキキャリパだけアルテグラでした。シフト操作は未だにこの78系Dura-AceのSTIレバーが一番気持ちいいと感じます。
次が79系電動Dura-Ace。これが今メインで乗ってるバイクのコンポーネントです。電動なのでシフトの操作感ってのは特別何かを感じることはありません。78系とはSTIレバー形状がかなり変わってしまったので最初は馴染めませんでした。
次に購入したバイクに装備されてたのが6700系アルテグラ。このアルテグラで、初めてシフトワイヤーがハンドルに沿ってるレバーを使いました。正直軽快さはないですよね。
9000系Dura-Aceの感想
まず、シフト操作がホント軽快になってますね。シフトワイヤがSTIレバーの横から出てる78系Dura-Ace並に軽快にシフト操作できます。
ちょっと残念なのは操作感が軽快すぎて、カッチリとした操作感が希薄なこと。でも操作のしやすさは抜群にいいです。
次に良さを感じたのはブレーキ。
New S-WORKS Tarmacについてたのがカーボンクリンチャーホイールだったので、ホイールとブレーキシューの相性がよかっただけかもしれませんが、スピードコントロールできる範囲が広がってる感じがしました。
軽くブレーキレバーを引くと、ちょっとスピードが落ち、そこから引きしろを大きくすると、スピードの落ち幅が大きくなり、しっかり握ればしっかり減速する。そんなとっても扱いやすいブレーキでした。
ブレーキはこれまで使ったどのコンポーネントでも緩やかに効かせるのが難しくて、わりとカックンブレーキになりやすかったので、9000系のブレーキは気に入りました。
でも、これレバーやワイヤーのおかげなのか、キャリパーのおかげなのか、それともブレーキシューなのか、どこがどう変わったからそんな操作感になったのかわからないので、このブレーキフィールを得ようと思ったらコンポーネント丸ごと交換でしょうかね?
っと思ってちょっと調べてみたらキャリパーのおかげっぽいですね。下記に動画はってあったんですが、なかなか面白い動き方してます。
デュラエースBR-9000、ブレーキの効きとコントロール性能 – のりりん鹿児島
…そのうちブレーキだけでも9000系に交換しちゃおうかな(^^;
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