書籍のタイトルよりも帯にかかれた「だいじょうぶ、『食欲』は誰でもコントロールできる」って言葉にひかれて購入したのが村山 彩さんの「あなたは半年前に食べたものでできてる」
ダイエットのためにも健康維持のためにも栄養バランス良く適切な量を食べればいいことはわかっていても、そのとおりの食事ってなかなかできないですよね。
「唐揚げをやまほど食べたい」「生クリームたっぷりのケーキを食べたい」とかどいういうわけか身体に悪そうなもんでも食べたくてしょうがなくなったりします。
それを著者の村山さんは「ストレスで食欲センサーがくもってる」と表現してます。
じゃぁどうすれば食欲センサーを正しく機能させられるかというと「運動」とそのあとに「正しい食事」をとることだそうです。
偏食がひどくて「正しい食事」はできないけど…
さてここで私が困ったのは「正しい食事」
実はめちゃくちゃ好き嫌いが激しいんですよね。
野菜は大半のものが嫌い。なんとか食べてるのはもやしとキャベツぐらい。それも調理法によってはたべられない。魚介類もほぼ全滅。肉は食べられるけどレバーはどうやっても食べられない…
こういうひどい偏食なので紹介されてた食事がほとんどダメ(^^;
でも著書では次のようにかかれてました。
運動をすると、身体の細胞が目覚めて本来の働きを始めるので、正しい「食欲」のセンサーが戻ってきます。だから必要なものがわかるようになる
このときに必用なものを食べ、必用なものを食べると気持ちいいというのを身体に覚えさせて食欲をコントロールするというがポイントだと解釈できたので、自分なりに「今、俺の身体は何が欲しい?」って考えるようにしてみました。
身体と頭では欲する食べ物が違う
運動すると「うん。これだけカロリー消費したんだからケーキ食べても大丈夫だろう」「しっかり運動したし、ラーメンに餃子とビールつけるかな」ってなること多いですよね。
私もそうでした。頭というか心というか欲望にまかせるままメニューを選ぶとこういう食事になっちゃいますね。
そこを本のアドバイスに従って「今いったい身体は何を食べたいのか」って考え直すと、ケーキとかラーメンとかって選択肢があっという間に消えるんですね。
で、かわりに思い浮かんだのが「あぁ久しぶりに焼き魚食べたいな」だったりします。(これ私がはじめて「いま身体は何を食べたいのか?」って自問したときのこたえです)
魚介類って好きじゃ無いのに自分がそう感じたのはちょっと驚きでした。
その後も運動後にたまたま冷蔵庫にあった野菜ジュースがうまそうに思えて飲んだら美味しくて野菜ジュースを飲むようになったり、なんだか豆腐を食べたくなって豆腐を買ってきたり(豆腐も普段は鍋以外ではほぼ食べなかった)ちょっとずつ食欲に変化がでてきたように感じてます。
まだ飲み会とかで飲んじゃうと「身体が欲するもの」でなく「食べたいもの」を食べちゃいますが、以前よりも食欲の爆発はすくなくなってるように感じるので、これを継続できればなぁと思ってます。
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