富士チャレンジソロ300kmDNFで感じたこと

IMG_6421富士チャレンジ300に参加された皆さんお疲れ様でした。

残念ながら私は途中でDNFしてしまいました。

DNFはしたけど、反省点や気づきが多いレースだったなと思います。

無謀なエントリー

今回の富士チャレではソロ300kmにエントリーしたのですが、これがそもそも無謀なエントリーでした。

どのぐらいのペースで走らなきゃ行けないのかあまり深く考えずに「300kmか!フジ55の250km以上かぁ。フジ55は雨で途中DNFしたからリベンジで参加するのに良さそう!」って感じでエントリーしてしまいました。

どういうわけかフジ55と同じぐらいで走れば完走できそうな気がしてたんですね。

実際にはフジ55は250kmを8時間なので平均速度は時速31.25kmで完走ペース。それに対して富士チャレソロ300kmは300kmを9時間なので平均速度はなんと時速33.3km。

平均速度でみるとたった2kmの違いに見えるけど、8時間とか9時間走りつづけるレースで平均時速を2kmあげるって容易じゃない…そういうことを考えずにエントリーしてたのが無謀でした。

どこかで「たいていのイベントは出れば完走できるさ」っていうおごりもあったんだろうと思います。

自分の脚力と必用なペースを考えたらソロ300kmにエントリーするのでなく、200kmにエントリーして記録更新を狙うべきだったなって反省しました。

このエントリー時の失敗が原因で次々と問題が発生していきます。

オーバーペース

富士チャレのスタートラインに立ったときには自分の脚力ではほぼ完走は不可能だろうとわかっていました。

それでも完走できるペースで走ることにチャレンジしたいって気持ちは残ってたので、やれるだけ完走ペースで走ってみることにしました。

結果はとんでもなくオーバーペース。

レースラップになる2周目からは平均心拍がずーっと175前後。最大心拍185程度の私にとってトレーニングでは10分程度しか継続したことないような強度です。

その強度で人の後ろにはりついて走ることでなんとか完走可能な速度になる感じでした。

とはいえ、そんな強度が長続きするわけもなく、6周目でラップ平均速度が完走に必用な時速33.3kmを下回り、9周目のラップ平均速度はフジ55で必用な時速31.25kmまで下回りました。

このあたりからコース終盤の登りが登れなくなっていきます。インナーローでも辛い。とんでもなくスローダウンしている感じでした。

無謀なオーバーペースでついていけたのは結局40分が限界でした。ここからはずるずるとペースが落ちていきます。

そしてオーバーペースで走ったツケが回ってきます。周回を重ねる毎に登りで力が入らないのを実感していきます。

完走不可能で目標を見失う

それでもなんとか走行をつづけ、スタートから約2時間経過したころ。ダブルボトルでスタートしたのですがボトルの水が空になりました。

ボトルの入れ替えのためにピットへ向かうのですが、最終コーナーからピットへのストレートでも速度をあげられなくなり時速30kmもでてくれません。

なんとかピットにもどりボトル交換。当日の気温が予想より高かったうえにオーバーペースで走り続けたのでやたら渇きを感じ、自販機でコーラも購入。

この時点でここまでの平均速度からソロ300km完走不可能はもちろんのこと、リベンジしたかったフジ55完走ペースも下回ってることが明らかでした。

それでもやれるところまでやってみようと思い再びコースインしたのですが、もうペースをあげることはできませんでした。

登りで全然力がはいらない…辛くて辛くてしょうがない…

そして何よりがんばる理由をみつけられなくなってました。

初めてセルフディスカバリーアドベンチャーIN王滝に参加したときも、ブルベ600kmにチャレンジしたときも走るのをやめてしまいたいほど辛かったけど、どんなに辛くてもペダルを踏む脚をとめなければ必ず完走できるという確信があったからゴールまでがんばることができました。

それがこのままペダルを踏み続けても完走はない。第2目標だったフジ55リベンジも達成できないってわかったら、自分の中でがんばる理由、走り続ける理由がなくなってしまいました。

「もうダメだ」

リタイヤしようと思いピットにもどります。

ピットにもどってからしばらく周囲の様子をみながら身体をやすませます。リタイヤするつもりでピットにもどってるのに、もう一度走ってみようかという迷いがあってしばらくボーっとしてました。

しかしやはりもう一度コースにもどってがんばる気にはなれず、スタッフさんにDNFを伝えてチップを返却し、撤収をはじめました。

悔しい

撤収中、そして帰路を車ではしらせてるとき、ずっと惨めな気持ちでいっぱいでした。

無謀なエントリーをして、オーバーペースで力尽きて、最後まで走ることをせずに逃げ帰る…

ロードバイクを始めてから2〜3年の間はどんどん速くなっていく一方で楽しくてしょうがなかった。

それがここ最近はどんどん弱く、遅くなってる。惨めだ…

帰りの道ではそんな思いが次々浮かんできて、なんのために自転車に乗ってるのかわからなくなるほどでした。

それでもやっぱり走りたい

帰り道ではイヤになるほど落ち込んだんですが、人間不思議なものですね、この記事を書いてる今時点ではそれでもまた走りたいって気持ちになってきてます。

もちろん今回の反省をいかしてあまりにも無茶なエントリーはせず、がんばればギリ達成できそうなチャレンジにしていこうとは思ってます。

あ、でも周回かさねるコースはしばらくいいかなぁ(^^;

今一番走りたいのはワンウェイのロングライドですかねぇ。ロードバイクをはじめたきっかけでもあるロングライドを楽しみたい!

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富士チャレンジソロ300kmDNFで感じたこと” への2件のコメント

  1. 初めてコメントします。天野さんと同じ40代ロード乗りです。

    富士チャレお疲れ様でした。

    DNF残念ですね。

    実は私も完全な調整不足で脚が吊りまくり200kmを100km走ってリタイアしました。
    一昨年の100km経験から200くらいはいけるだろう、という軽い気持ちでエントリー、半分走ったところで制限時間に間に合わないと思い知らされる現実、帰りの車中は「もう自転車やめようか」そればかり考えていました。

    パッと頭を切り換えられる天野さんはスゴイですね。

    私はまだ自分への負けを引きずっていて、乗りたいし、走りたい気持ちもどこかにはあるのですが「どうしようかなぁ」とウジウジしています。

    ロング頑張ってください。

    天野さんを見てると私も頑張らなくては! と思います。

    乱文失礼しました。

    • 私も帰路で「なんのために走るかわからんくなってきたなぁ」って思ってました。

      元々好きでやってたのがいつの間にか義務みたいになってたところもあるなぁとか色々考えさせられましたね(^^;

      でもやっぱ好きなんですよね。

      やめるとしても「サーキットエンデューロはしばらくお休みで、サイクリングだけやろう」とか「トレーニングはお休みして、たまにはポタリングしてみるか」って感じで「楽な」楽しみ方を考えてたらまた走りたくなりました。

      ほんとはあれこれ考える前に、フラッと好きなように走ってみたら「やっぱ好きだからやめらんないな」ってなっただろうなって思えます。

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