前回、女房のロードバイクに私が以前使っていたTime iClicペダルをつけたことをちょっと書きましたが、あらためてTime iClicペダルについて書いてみます。
女房にiClicをすすめた理由
女房は以前SPDペダルにチャレンジしてるんですが、はめるのも外すのも苦労してたようで、立ちごけしてからは「絶対ビンディングは使わない」って感じでした。
そんな女房がまたビンディングにチャレンジする気になったとはいえ、また着脱が大変だとすぐにイヤになるかもしれません。
そこで以前挫折したSPDペダルの使いにくさを全て解消してくれるiClicをすすめてみようと考えました。
SPDペダルの使いにくさ
はめにくいSPDシューズに注意
SPDシューズは、クリートが靴の裏からはみ出さないようになっています。
この構造のおかげで歩きやすいシューズに仕上がってるのですが、クリートがはみださないということは、クリートとペダルが合体するのを靴底がジャマすることがあるってことでもあります。
もしこれからSPDシューズを買う方がいたら、裏返して靴底を良くみてくださいね。クリートの前方に靴底部分の残ってる量が多いと、そこがジャマになってはめにくくなると思います。
片面フラットのSPDペダルもはめにくい
私も使ってたことがあるのですが、片面フラットのSPDペダルって、とってもはめにくいですよね。
ロード用ビンディングペダルは、放っておくとペダル前方が上を向くような重量バランスですが、片面フラットのSPDペダルはそういうバランスになってません。
その結果、ビンディング面かフラット面どっちが上になるかは、状況次第となり、はめるときに足で面をひっくりかえしたり余計な操作が増えて面倒です。
さらにちょっとはめるときに固い感じがしますね。はめるときに「よいしょっ」って体重をかける感じでやっとハマってたって記憶があります。
ロードシューズならペダルをキャッチしやすい
SPDのちっちゃくて、シューズに隠れるように装着されたクリートと比較すると、ロード用クリートは、靴底から大きくはみ出していて、ペダルをキャッチしやすい作りになっています。
靴底からはみ出してるので歩きにくいって問題はありますが、ローラー台を回すときに履くだけですから歩きにくさはとりあえず脇においといて大丈夫です。
iClicのクリートはすべりにくい
今回、女房はローラ台専用に使うので歩きにくくても問題ないのですが、今後外でも使うようになったときには、iClicのクリートのすべりにくさが役に立つと思ってます。
他社のクリートを使ったことがないので、他社のがどのぐらい滑りやすいのかわからないですが、iClicクリートはカバーも何もつけずに、スーパーやコンビニを歩いてても全然怖くないぐらいには滑らないです。
iClicならはめるのに力はいらない
ビンディングペダルはバネの力で、クリートを固定してます。
他のビンディングペダルだとクリートをはめるときにバネの力にさからって固定パーツを押し開いてはめるのに対して、iClicだとすでに固定パーツが開いてクリートが入ってくるのを待ってる状態なので、はめるときに力が全然いりません。
はめるときに感覚としては、力をかけるのでなく、そっと正しい位置に足をもっていくって感じが近いかなぁと思います。
とはいってもiClic2に変わってからクリートとペダルのかみ合わせが若干シビアになってきたのか、ちょっと力はいるようになってきてます。それでも楽ですけどね。
外すのに苦労したことはありません。
他のビンディングペダルと比較したこともないし、外側に足首をひねって外すという構造は他のペダルと同じなので、外すのが他のペダルより楽かは正直わかりません。
ただ、これまでに外れなくて困ったことはないです。
軽く足首をひねるだけで簡単にはずれます。
逆にもうちょっと固めの方が「どんなときでも、うっかり外れない」という安心感があるかもなぁと思うぐらいですかね。
というわけで初めてのロード用ビンディングペダルに断然おすすめなTime iClicです。(今はモデルチェンジしてTime iClic2って名称ですね)
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