BG-FITをうけるのは2回目です。1回目は昨年4月ごろに、ルーベProのフィッティングをしてもらいました。
今回はS-WORKS TARMACのフィッティングをしてもらいました。
なんで今回TARMACのフィッティングをしてもらおうと思ったかというと、ハンドル周りがなんともしっくりきてなかったというのがあります。
自分で調整していってステムの長さは、今の長さでまぁOKだろうという感じはあるのですが、ブラケットポジションでも、下ハンでもどちらもしっくりこない。
ハンドルを交換してみることも検討していたので、それなら信頼できるBG-FITをうけてみて、やはり交換した方がよさそうとなったら交換しようと思って申込しました。
結果は見ての通り
左がBG-FIT後の下ハン。右がBG-FIT前です。後ろに見える棚やフレームと頭の位置を比較するとBG-FIT後の方が深い前傾姿勢になってるのがわかりますよね。
より深い前傾になってるのにBG-FIT後の方が身体は楽なポジションなんです。不思議ですよねぇ。
さて、では細かい点をいろいろと。
当初想定と別の理由でハンドル交換した
ハンドルについて私がいちばん気にしてたのは、下ハン時のにぎりの悪さ。
以前フィッティングしてもらったルーベProでは下ハンをすごく気持ちよく持てるのに、それと比較するとTARMACではなんともおさまりが悪いかんじでした。
このおさまりの悪さについては、実はフィッティングでかなりカイゼンしちゃいました。
ハンドル形状と私の手の相性で、どうしてもおさまりの悪い部分が残ってはいたんですが、それでも当初気にしてたほどではなくなってました。
しかし、気になったのはブラケットポジションのとき。
ブラケット幅がせまかった
TARMACにつけてたのは3TのERGONOVA LTDハンドル。気がつかずに購入しちゃったんですが、このハンドルはブラケット位置と下ハンでは幅がことなるハの字型なんですね。
幅40cmモデルだと下ハン幅が40cmでブラケットは38cm幅になります。
まぁ大丈夫だろうと思って使ってたんですが、フィッティングで下ハンが調子よくなるにつれて、ブラケットポジションでの胸のあたりがつまったような感じになるのが気になってきます。
しばらく3Tハンドルのまま乗ってみて、どうしても合わないようならフォローフィッティングでハンドル交換という方法も提案していただいたんですが、ブラケット位置で幅40cmのハンドルをさわってみたり、なんどか下ハン、ブラケットを持ち替えながらローラー回してみたりした結果、これはやはりハンドルを交換した方がいいなと思って、その場で交換することを決めちゃいました。
ブラケットポジションが楽になったー
さてハンドル交換してみたら、ブラケットポジションで身体がめっちゃ楽になりました。
これまであまり意識してなかったのですが、ブラケットポジションでの幅が狭かった影響で身体全体が窮屈な思いをしてたようです。
これが解消したら、全体的にリラックスしたフォームになったように感じます。
変わったのは幅2cmだけのことなんですけどね。
その他変わったこと
サドルは1〜2mm下げて1度あるかないかぐらい前下がりへ
見た目には変化したのかどうも分からないぐらいの変更なんですが、いざペダリングしてみると確かに違いを体感します。
変更後のフィーリングが気にいったので、サドル位置はこれでOK。
ハンドルは10mm下がった
ハンドル調整でスペーサをはずしていったんですが、最終的にハンドルの高さは10mm下がりました。
不思議に感じたのは、10mm下げた方が身体が楽に感じたこと。
竹谷さんにこの疑問をぶつけてみたところ、「上半身がもうちょっと前に行きたいのに、ハンドルが高くて前にいけず、腕で後ろにもどされるような感じになってたのが解消したからだと思います」とのこと。
ハンドルを下げることで変に力がかかってるところを解放しから楽なんですね〜
ちなみに以前ルーベProをフィッティングしてもらったときも面白い現象があって、ハンドルを上げたら、前より深い前傾姿勢になったってこともあります。これもきっと、変に力んでた部分がなくなって、前傾が深くなったんでしょうねぇ。
ハンドル角度、ブラケット位置はかなり細かく調整
ハンドルの角度やブラケットの位置はかなり何度も調整してもらいました。 少しずらすだけで不思議なぐらいフィーリングがかわる部分なんですねぇ。ちょっと驚きました。
フィッティング後は超快適!
さて全てのフィッティングが終了して、自宅への帰り道ですが、身体のおさまりの良さに思わず笑い出しそうなぐらい快適でしたよ!
前回ルーベProのフィッティングしてもらったときも感じたんですが、自分の身体にバイクがぴったりと合ってくれてると、脚も気持ちよく回って最高に心地いいです。
ノーマルBG-FITは21,000円。竹谷賢二さんのプレミアムBG-FITは31,500円とちょっとお値段高いようにおもえますが、自分であれこれ試行錯誤するよりも時間の節約になりますし、1対1で3時間という時間をかけてフィッティングしてもらって快適なバイクになることを考えれば安いぐらいです。
というわけで今のポジションに自信がないとか、違和感を感じる部分がある方は是非一度BG-FITを受けてみてくださいね。めっちゃおすすめですよー
ピンバック: 久しぶりのゾーン3がえらいきつかった | 40代からのロードバイク