セルフディスカバリーアドベンチャーin王滝(以下SDA王滝)100kmを走るためにマウンテンバイクを買ったんですが、すっかりMTBの魅力にとりつかれてしまってる龍司です。
もちろんロードバイクも楽しいんですが、MTBにはまた違った楽しみがあります。そしてそれは残念なことに舗装路じゃ味わえない楽しみなんですよね。
だからMTBを楽しめるところまで移動したいわけなんですが、MTBで長距離自走は厳しい。かといって毎度レンタカーを借りるのはお金がかかりすぎる。
というわけで輪行にチャレンジしてみることにしました。
まずは輪行方法を検索します。
私の所有しているMTBは29インチの通称「29er」と呼ばれるMTB「SPECIALIZED EPIC COMP 29」なので、29erの輪行について調べます。
輪行スタイルについてはサイクルベースあさひの下記記事が参考になりますね。
前輪だけ外すスタイル、サドルとハンドルを下向きにする横置きスタイル、ロードバイクの輪行でよく行われるサドルとリアエンド金具で立てる縦置きスタイルと紹介されてます。
前輪だけ外すのが一番簡単ですが、29erはホイールベースも長いのでかなりスペースとりそうです。それにちゃんとおさまりそうな輪行袋を探すのも大変そうです。
縦置きはサイクルベースあさひの記事でもかいてありますが、なかなか袋に収納するのが大変そうです。
そうやって考えていくと横置きスタイルが一番現実的なのかなぁって気がしてきます。
幸い我が家には以前クロスバイクで輪行したときに購入したOGKカブトの横置き輪行袋「バイクポーター1400」が転がってたので、これで輪行にトライしてみました。
いきなり本番では怖いんでまずは家の中で試行錯誤してみます。試行錯誤しながら検索して輪行画像をみて何かコツがないかチェックしてみました。
そしたら1点ありましたよ。29erを横置き輪行するときのコツらしきものが!
それはタイヤとクランクをベルクロ等でしばって固定すること!
タイヤは径もでかいし横幅もあるのでどうやってフレームに固定しようか苦しんでたんですが、クランクとしばりつけるのが一番よさそうです。
ハンドルを横に向けて、ハンドルごとフレームをタイヤではさみこんだら、クランクを水平にしてペダルがタイヤにのっかるようにします。
この状態でクランクの根元とタイヤをベルクロで固定してみるとかなり安定した固定感が得られました。
あとは両方のタイヤをフレーム前方側でベルトをつかってしめてやると、簡単には崩れないぐらいしっかり固定されました。
横置きだとほんとはハンドルとサドルが接地するんですが、上記の固定をするとタイヤとハンドルの3点で接地しててサドルは宙に浮いてる状態になります。
かつぐための肩紐はフレームのヘッドチューブ近くとチェーンステイとでとめました。
OGKカブトのバイクポーター1400は、上からかぶせて下側はドローコードで締めるタイプなので、自転車を上記写真の状態にして上から袋をかぶせて完成です。
写真をみるとわかると思いますが、OGKカブトのバイクポーター1400輪行袋だとかなり余裕があります。私の29erはSサイズのEPICですが、これだけ余裕あればサイズの大きな29erでも楽に入りそうですよね。
ホームに置いてるときなんかはかなり安定して自立してますが、弱点があって後ろ方向に転がりそうになることがあります。(リアエンド側なんでちょっと心配になります)
これはタイヤの径がでかくてサドルが浮いてしまってるので、後ろ方向にストッパーが何もなく、タイヤの丸い形にそって後ろにころがっちゃうからですね。
なので電車にのってるときは、前側に重りがわりにバッグ乗せてました(^^;
きっと足の長いひとなら29erのタイヤよりもサドルが飛び出してくれて安定するんでしょうねぇ。
「この形で輪行できそう!」って形を見つけるまでは苦労しましたが、型が決まってからは、15分程度で輪行袋に収納できるようになりました。
というわけでこれからは輪行でMTBもって遊びに行くのもいいなぁなんて思ってます。(ただ29erは重いのが辛い…(^^;)