BRM326西東京300km富士 ナイトブルベ

今年こそキャンボール(以下キャノボ) にチャレンジしようと思ってる龍司です。

キャノボは24時間で東京ー大阪間を走りきろうというチャレンジ。24時間ってことはどうやっても夜間ライドがついてきます。

というわけでナイトライドの練習にもなるかなぁとおもってエントリーしてたのがBRM326西東京300km富士です。

BRM西東京300km富士は夜22時スタート。

スタート前。様々な光が集まってくるのがなんかワクワクします

スタート前。様々な光が集まってくるのがなんかワクワクします

日の出が5時半として7.5時間もナイトライドを堪能できます(^^;

これまでのナイトライド経験

完全に夜明けまで走った経験はこれまで1度だけ。2013年のBRM720宇都宮600km これだけです。

あとは400kmブルベを2回走ってますが、こちらは夜明け前にゴールしてるのでオーバーナイトではなかったです。

というわけで今回のBRM326西東京300km富士は久しぶりにして2回目のオーバーナイトライドへのチャレンジとなりました。

今回のテーマ

今回のブルベへの個人的テーマの第1はオーバーナイトライドを経験することなんですが、他にもいくつかチャレンジしてみました。

  1. 平均心拍150前後
  2. 軽装備
  3. ゴールタイム16時間
  4. 消費カロリーに応じた補給

1.平均心拍150前後

江ノ島の通過チェックまでに脚かなり使っちゃいました(^^;

江ノ島の通過チェックまでに脚かなり使っちゃいました(^^;

心拍数150前後というのは私にとって心拍ゾーン3。LSDより一段階上ぐらいの強度ですね。

ある程度の強度を維持して長時間走れるようにっておもったので、そのチャレンジとして心拍数150前後で走り続けるようにチャレンジしてみました。

結果は、平均心拍144と思ったより低めに。

失敗要因は序盤に脚使いすぎたことだろうなぁとおもってます。

久しぶりのナイトライドでテンションあがってて、信号で車列が切れたときに追いつけるように踏んでみるって遊びをしてんで、それで脚使っちゃったんでしょうね…

この遊びに付いてこられた方が数名いたんですが、同じように脚けずられて後半苦しかったんじゃ無いでしょうか…大丈夫だったかな(^^;

2.軽装備

いつもブルベには大きめのサドルバッグをつけて参加してたんですが、今回雨の心配もなかったのでできるだけ軽装備にしてみよとちょっと工夫してみました。

普段の装備に少し追加したぐらいの感じ

普段の装備に少し追加したぐらいの感じ

バイク装備

パンク修理キット等はケグボトルへ

IMG_9219

ボトルは1ボトル

サドルバッグ無し

トップチューブバッグにGARMIN充電用のモバイルバッテリとVOLT300の予備バッテリ一つ

ライトはVOLT300とLEZYNE MEGA DRIVE。VOLT300を常夜灯にしてホントに暗いところではMEGA DRIVEでカバーって使い方をしました。

テールライトは夜間用にOMNI5とIPF X-TAIL どちらも付けっぱなしで一晩電池がもつ製品です。

日中のトンネル対策には自動点灯のクロップス EZ400MU 。こちらは夜間つけてるとバッテリ切れるのがわかってるので、夜間は温存して夜が明けてからスイッチ入れました。自動だと点滅にしかならないのが残念なところ

ウェア

ブルベジャージのポケットに念のためにウィンドブレーカーひとつ(スタート時は未着用。今回は朝霧高原あたりで寒さに耐えられなくなって着用しました)

頭にはメリノキャップ

ファイントラックのメッシュのうえにRaphaのウィンターベースレイヤー。

その上にブルベジャージ、ブルベジレという組み合わせ

ウィンターベースレイヤーは厚みはちょうどいいんですが、個人的にはタートルネックが苦手で使い処が難しい。汗かくと首がかゆくなってしかたないんですよね(^^;

それさえなければ、これにウィンドブレーカー組み合わせて0度から10度以上まで対応できるんで軽装備にするにはもってこいなんですが…

下はRaphaのビブショーツとディープウィンタータイツとの組み合わせ。これはちょっと微妙だったかもしれない。もしかしたらウィンタータイツぐらいの方が日中暖かくなっても対応できたかもしれません。(まぁ持ってないので合わせられないんですが)

足下はシューズカバー無しでウィンターソックスにしてみました。暑くなってきてシューズカバが邪魔になるよりウィンターソックスの対応温度帯の広さをとった感じです。

ウェア類をRaphaベースにしてるのはジャージやベースレイヤーに使われてるメリノウールの対応温度帯が割と広めだと感じてるから。

3.目標ゴールタイム16時間

目標平均速度は停止時間込みで20km/h

300kmなら15時間ですが、途中けっこうな登りもあるんで、その分を1時間プラス。

合計で16時間以内でゴールしたいなって思ってました。

結果はサイコン読みで15時間8分でゴール。なんとか停止時間込みで平均時速20km/hをキープできたようです。これ、個人的にはとっても嬉しい!

4.消費カロリーに応じた補給

今までは時間目安での補給だったんですが、今回初めてGARMINに表示される消費カロリーベースで補給してみました。

目安としては消費カロリーの半分を補給する感じ。

走行中の補給食は主にウィダーINゼリーとブラックサンダー。

出走前受付でもらった白いブラックサンダーもしっかりいただきました。

出走前受付でもらった白いブラックサンダーもしっかりいただきました。

200kcal消費してブラックサンダーひとつ。また400kcal消費してウィダーINゼリーって感じで食べてました。

だいたいこんな感じで食べてて最終PCだけ空腹感がひどかったんで、余分に肉まんと飲むヨーグルトを補充してトータル3000kcalぐらい摂取でしょうか。

15時間で3000kcalなので時間200kcalぐらい。平均心拍144ぐらいで200kcal/hぐらいの補給だとちょっと不足気味に感じるので、脂肪燃焼とか考えなければやっぱり時間あたり300kcalぐらい摂取しとくのが安全そうです。

今後の課題

チャレンジしたテーマについてはわりとうまくいった方だとは思うのですが、今後の課題も多いです。

登れない(>_<)

なんといっても一つ目は登れなくなってること。

キツかったのがPC2サークルK芝川町役場前から朝霧高原へと続く登り…

平均斜度4%ぐらいなのでそれほどきつくないはずなのに、まぁ進まない進まない(^^;

重くなった身体を呪いましたね…

やっぱり登れるようになるには余計な脂肪を減らさないとキツイですね(^^;

やっぱり眠い

あまりの眠気にコンビニに緊急ピットイン

あまりの眠気にコンビニに緊急ピットイン

そしてもうひとつの課題はやっぱり「眠気」

最初に眠気のピークが来たのは沼津からの県道394号。

左手に防風林を見ながらの平坦直線。

信号も何も無い中を走り続けるんですが、まぁ単調単調(^^;

以前明るいうちに走ったこともあるんですが、そのときも単調で飽きるなぁって思ったんですが、暗いうちに走るとさらにその単調さが際立ちます。

ここであまりの眠気で緊急コンビニストップ。

コンビニで眠気覚ましとしてメガシャキとブラックブラックガムを調達。

これでまたなんとか走れそうだったので仮眠等はせずにそのまま走行継続しました。

次に眠気のピークがきたのが朝霧高原あたり。

朝の富士山はきれいでテンションあがるんですが眠気はなかなか飛んでかない(^^;

朝の富士山はきれいでテンションあがるんですが眠気はなかなか飛んでかない(^^;

たぶん夜明けの冷え込みと登りで疲労しきってたんでしょうね。

  • 「どこかで仮眠したい」
  • 「寝られるところがあったらもうDNFでもいい」
  • 「少しだけ眠れればそれでいいんだ」

そんなことを思いながら走ってたんですが、休めそうなところは何もなくひたすら走り続けることに(^^;

結局眠気と格闘しながら登り切って、「あぁこっからしばらく下りだし、ウィンドブレーカー着るか」ってウィンドブレーカー着こんだら、なんと!眠気無くなりました(^^;

眠気の一番の原因は身体の冷えだったのかもしれません。

あらためてGarminの記録を見直すと朝霧高原で眠気に襲われてたころの気温は0度前後。

ウィンドブレーカーを着こんで下り始めたときには気温も5度まで上昇してました。

寒さをガマンしちゃうと眠気につながって危険ですね。今後気をつけようと思います。

ちなみにウィンドブレーカーを着るのをガマンしてたのは単に面倒だっただけ(^^;

反射ベストを脱いでウィンドブレーカーを着て、その上から反射ベストを着直す。

たったこれだけのことが面倒に思えて着るのをガマンしてるんだから、バカですよね…

そのうちウィンドブレーカーに反射テープでも貼り付けて、反射ベストの上からでも着られるようにしようかな…

 

 

といわけで最後にStravaデータ貼り付けときます。

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