2月1日に開催されたBRM201鎌倉300km、無事に完走できました。
開催3日前ぐらいから左腰あたりが痛みだしてたので、当日朝まで走るかどうしようか迷ってたんですが完走できたので結果的に参加してよかったと思ってます。
スタート地点 != ゴール地点
このブルベコースでちょっと変わってるのが、スタート地点とゴール地点が異なることですかね。
鎌倉駅前からスタートしてゴールは逗子駅前のマクドナルドになっています。この2つの駅間は約5km。
車で向かうつもりだったので、車を逗子にとめてスタート地点まで走るか、それとも鎌倉にとめてゴール後に鎌倉まで走るのを選ぶかけっこう迷いました。
最終的には「ゴール後に少しでも楽したい」という気持ちからゴール地点である逗子側に車をとめて鎌倉駅に向かいました。
BRM201鎌倉300kmはBRM105逗子200kmの延長版
コースの特徴ですが、BRM105逗子200kmの折り返し地点をもう50kmほど先にもっていったようなコースになってます。
BRM105逗子200kmを走ってたので、コースはほぼ把握できているので、ミスコースの危険性はほとんどなく安心して走れるコースです。
未知なのは延長分の片道50kmの道のり。
ブリーフィング時に「このコースは伊豆高原から先がきついので、前半飛ばしすぎないように気をつけてください」というアドバイスがありました。
BRM105逗子200kmでは、序盤から飛ばしすぎて早々にへたれてしまったので、このアドバイスをきいて「飛ばさない。無理しない走行でいこう」ということを改めて自分に言い聞かせました。
スタートからPC1
5:45 車検が済んだランドヌールから順にスタートしていきます。
夜明け前に走り出すのって何回体験しても気持ちいいですね。徐々に地平線(今回は水平線か)のあたりから明るくなってくるのをみるのは何度みても幻想的でステキです。
そんな幻想的な時間に自転車を走らせるって楽しいコトです。(スタート直後の元気なときは(^^;)
この日の朝はそれほど冷え込まず、日中もかなり暖かくなる予報。ウェアも少し軽微にしてみました。
アンダーはアンダーアーマーコールドギアサーモ。その上にPISSEIのTOKYO Wheels限定半袖ジャージ、その上にMAVICサイクロンジャケット、そしてMAVICウィンドブレイクベストという組み合わせです。
昼にむけて少しずつ脱いでいき、夜に向けてまた一枚一枚着こむ予定です。
スタート直後は身体が温まってないのでちょい寒いかなって感じでしたが、PC1につくころにはやっぱり暑くなってきたので、PC1でウィンドブレイクベストは脱ぎました。
アイウェアのレンズもクリアから調光に変更。この時点ではまだまだ元気。
左腰の痛みが気になるので、もってきたエアーサロンパスを腰にふきつけます。エアーサロンパスだとビブタイツの上からでもある程度浸透してくれるので助かります。このあともPCで停止するたびにエアーサロンパスふいて腰の痛みをごまかしながら走りました。
PC1からPC2
PC2はBRM105逗子200kmでは折り返しになってた地点です。ここまでで約100km。
PC2の手前にはけっこうしんどい登り坂があります。前回はそうとうしんどかったんですが、今回は無理せずペースをおさえてたおかげで、前回ほどは苦しみませんでした(それでも苦しいんですが)
登坂をしたのと、陽がだいぶたかくなってきて暑くなってきたのでここでおもいきってMAVICサイクロンジャケットも脱ぎます。
これで真冬なのに長袖アンダーと半袖ジャージって組み合わせです。
PC2からPC3折り返し地点
ここが一番しんどかったかなぁ。こまかなアップダウンの繰り返しでジワジワと疲労がたまってきます。
今回のコースはトンネルを迂回する以外は往路、復路ともまったく同じ道を走るので坂をくだってるときも「あぁぁ下りかよーーー。これまた後で登るんだよなぁ。くっそー」って妙に残念な気持ちになります(^^;
左腰の痛みもときどき出るのですが、痛みが発生するのは左足で踏み込んだときなので、できるだけ左足の踏み込みをやめて踏み込みは右足、左足はできるだけ回すペダリングって感じで走るようにしました。
このペダリングのおかげで腰の痛みはそれほどヒドくならずに走り続けることが出来ました。
PC3からPC4
PC3で折り返して復路です。このときが一番暑かったですね。半袖ジャージになっててもアンダーアーマーコールドギアサーモじゃ暑すぎるって感じです。
それもそのはず、あとでサイコンの気温記録みなおしてみると気温は15度前後。ここまで暑くなるとコールドギアサーモは暑すぎですね。
それとPC3を出てしばらく走ってから気がついたのですが、ボトルのドリンクがけっこう減ってます。PC2で足してたんでPC3ではまだ十分残ってるだろうと思ってたんですが、暑さでけっこう飲んでたようでのこりわずかになってました。
PC4まで持つかどうかを考えながらはしってたんですが、あっさり空になり、だんだんノドの乾きを感じるようになってきます。 「乾きを感じるってことは完全に水分不足」
PC4まで水分購入をまつのはちょっとやばいと判断してオレンヂセンターで緊急停止して自販機で水分補給。
今思うとなんでオレンヂセンターで停車したのにオレンジジュースのまかったんだろ(^^;
PC4からPC5
PC4ではサイクロンジャケットを着直します。冬は日中暖かくても日が傾き出すとあっという間に体感温度はさがりますね。
夕暮れの中をひたすら走ります。
BRM105逗子200kmのときはかなり道路が混んでたんですが、この日はそれほど大きな渋滞もなくその分神経をすりへらすこともありませんでした。
PC5からゴール
PC5、最終PCのセブンイレブンをでるとゴールまで約50km程度を残すのみとなります。
このぐらいになってくると身体は辛いんですが、走りながら「残りはいつもサイクリングロードを往復してる距離ぐらいだ。もう大丈夫」って自分にいいきかせてごまかします。
それにしても夜ライドって辛いですね。景色が見えなくて変化にとぼしいのでローラー台のような退屈さがあります。
路面状況もわかりにくいし、車もドライバーの顔の向きとか確認できなくて、危険性に常に注意することになってストレスもかかります。
そのせいなのか、走っても走っても残りわずかな距離が縮まる感じがしません。夜ライドのしんどさを改めて感じました。
それでも最後、渚橋交差点で134号線を外れると「いよいよゴール直前!」って気分が高まります。と同時に「ここまで来て事故ったらもったいない。冷静に、注意してすすめ」って自分にいいきかせてはやる気持ちをおさえます。
いよいよゴール。逗子駅前のマクドナルド。PC5からずっとひとりぼっちで走ってたと思ったのに、ゴールしてみるとつい先ほど到着したばかりのランドヌールさんがいたりします。
タイムは14時間45分。なんとかギリギリ平均時速20km以上で走れました。
さて次は400kmにチャレンジするか、それとも200kmをノンビリ楽しむか…どうしましょうかねぇ