「王滝なんて二度と走らない!」
セルフディスカバリーアドベンチャーin王滝(以下SDA王滝)を走りながら、後半はずっとそう思ってました。
とにかく今まで参加したどのロードバイクでのイベントよりもキツくて辛い。
ブルベ400kmを走ったときも「夜中に山の中走るって何がおもろいねん!!」って愚痴りながら走るぐらい辛かったですが、SDA王滝100kmの方がそれより辛かった。
だから無事完走したときは、
「なんとか完走できた」
「完走できなかったらまたチャレンジしなきゃならんところだった。助かった」
「こんなきついのはもういいわ」
「もう2,3年はこのコース走りたくないかなぁ」
なんて言ってました。
それなのに、それなのにですよっ
東京で日々生活してるうちに、ちょくちょく頭をよぎるんですよっ
あの王滝を走ってたときの興奮ってやつがっ
抜けるような青空。
すがすがしい緑。
美しく神々しい御嶽山。
手に伝わる激しい振動。
軽くスリップしたときの一瞬のヒヤッとするあの感触。
いつのまにか苦しくて辛くてしょうが無かったあのSDA王滝の記憶はうすれ、逆に心の疲れ全てを吹き飛ばしてくれる最高の時間の記憶に置き換わっていきます。
こうなってくると、もう王滝を走りたくてしょうが無い!
どこまでも続いていそうなキツイ登り坂を登り
ラインをミスればどこかに放り出されそうな下りを駆け下り
手はしびれ
脚はパンパンになり
お尻もいたくてしょうがない
そんな経験をまたしてみたいと思ってしまうんだから、人間ってバカだなぁって思いますよね。
それでもまたあの王滝に身をおいてみたい!
というわけで秋の王滝にエントリーしてしまいました!
これで9月は乗鞍、王滝、赤城山と隔週でイベント参戦決定です。9月が楽しみですっ