発売当初はAmazon ではずーっと品切れ状態で手に入らなかった「バイシクルトレーニングブック」
最近この本を良く読み直してます。
ロードバイクのポジションやフォーム、ペダリングテクニックについては、どれが正解ということもなく、提唱されてる人によって全然真逆のことを提唱してることもあります。
そうなってくると、「いったい誰の言うこと信じればいいの?」となっちゃいますよね。私もそうなりました。
おそらく誰が正しいというのは無いのだろうと思います。であれば提唱されてることをいろいろ試してみて「あぁ、この人の言うことって自分に合うわぁ」ってのが発見できたらラッキーと思うしか無いでしょうね。
さて私にとってそんなラッキーな出会いが竹谷賢二さんです。
理論的アドバイス
ヒルクライムのときの姿勢やペダリングについて、いろんな意見があります。腰は後ろに引いた方がいいという人もいれば、サドルの前に座った方がいいという意見もあります。
最近私がちょっと思うのは、ライダーの筋力やスキルによってどういうフォームだと登りやすいのかが多少かわるんじゃないかなぁということです。
筋力もスキルも低い初心者ライダーが、上級者のフォームを真似てうまく走れる保証は無いってことですね。
では竹谷さんが著書や雑誌記事等でしているアドバイスはどうか?
読んでみるとわかりますが、非常にロジカルなアドバイスです。
ヒルクライムの登坂を例にすると、
- 登坂の傾斜で、荷重が後ろ寄りになる
- 平地と同じバランスでペダリングするには、サドルの前にでればいい
- 前にでれば、足の重さを自然とペダルにかけられる
- 呼吸を楽にするために身体を起こすより、ペダルに足の重さをかけられるように前傾した方が楽に登れる
文字だけだとわかりにくいですが、図解されると「そりゃその方が楽だわぁ」って思いますよ。
そんな感じで、「バイシクルトレーニングブック」では、科学的、理論的に解説されてるので、納得できる部分が非常に多いです。
9月には「バイシクルライディングブック」が発売されるようですので、そちらも楽しみです。
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