別マシンで前の週に試走したときは1時間55分かかっていたMt富士ヒルクライム。本番では、92分36秒と大幅にタイムを短縮できました。
機材が全然違うので、タイムが向上するのは当然の結果だと思います。
自分で意外だったのが、本番時にあまりきつくなかったこと。
回せると苦しくない
試走時の心拍データと、本番時の心拍データを比較すると、本番の方が心拍はあがってました。
それなのに本番の方が楽に感じました。
ケイデンスを比較すると、試走時の平均ケイデンス70rpmに対して、本番時は平均ケイデンスが80rpm。
一般的に、重いギヤを踏むよりも、軽いギアでクルクル回した方が疲れにくいとされてます。
おそらく試走時のマシンではインナーローで目一杯軽いギアにしても、もう回せないぐらいマシンが重かったんでしょうね。だからケイデンスが下がって体感的には重いギアを踏む時間が長くて、苦しいと感じたのだと思います。
一方本番時のマシンは、ちょっと勾配がきついところでは、インナーローでめいっぱい軽いギアにすれば、ケイデンスを高めに維持できるぐらい軽く仕上がってたんでしょうね。そのため重いギアを踏まなくて済み「思ったより楽」だと感じたのでしょう。
登りでは、用意できる一番でかいスプロケットを用意しよう
軽いギアを回した方が体感的に楽でタイムも良くなるなら、ヒルクライムでは用意可能な一番でっかいスプロケットを用意するのが良さそうです。
今の所、Dura-aceなら28Tまであるスプロケットを用意。
アルテグラならなんと30Tまでのスプロケットがあります!いどむ坂によっては、Dura-aceをやめてあえてULTEGRAの30Tという選択肢もありそうですね。