この「ロードバイクの科学」は以前女房が図書館で借りてきた本で、そのときにさんざん読みふけったのですが、先日本屋で発見して購入してきてしまいました。
購入の決め手はたまたま開いてしまった第5章の1「エネルギーマネージメント」のページ。
最近はずーっとフジ55ソロ250kmをどうやったら完走できるだろうか?補給はどうするのがいいだろうか?ってことをしょっちゅう考えていたので、この章にある次の記述がピンと来て購入しちゃいました。
- 「登り下りのあるサーキットを走るとき」に書いてあった、コースのどこでがんばるかということ
- 「ロングツーリングに参加するとき」に書いてあった、必要カロリーについての計算
必要なカロリーやパワーについてはP114のグラフもかなり参考になります。そのグラフをみると、著者の例ですが、平均時速25km/hを出すには平均100Wの出力が必要で、じゃぁ平均時速30km/hを出すには?ってグラフをみてみると…170Wぐらいなんですよね。
速度を2割UPさせるために7割も出力あげるのかぁって思うと、補給についての考え方もかわりますね。ちょっと速度域があがるだけで、必要なカロリーが一気に増えるんですねぇ。
改めてパラパラとめくってみると、ほかにも参考になる部分が多くあり、やっぱり一家に一冊欲しい書籍ですね。