29erのチューブレス化は大変だったけどやって良かった!

チューブレス化したEPICと。

チューブレス化したEPICと。王滝にて

先日開催されたチャレンジOTAKI MTB80km耐久レースに参加する直前にEPICのタイヤをチューブレス化しました。

なぜチューブレス?

チューブレス化したのは少しでもホイール外周部を軽くして楽に登れるようにしたかったから。

なんせ王滝と言えば「厳しい登り」がすぐにイメージされるぐらいたっぷり登るコースです。それをチャレンジOTAKI MTB80km耐久レースでは4回も同じ坂を登ることになるので、少しでも機材面で工夫したかったんですね。

軽量ホイールにでも手を出せれば良かったんですが、そこはちょっと費用がかさみすぎるので、比較的低予算で効果の高そうなカスタマイズとして選んだのがチューブレス化でした。

私の乗ってるEPIC COMP29はいわゆる29er。でっかいホイールで走破性能は高いかわりに、でっかいホイールは登りでは漕ぎの重さがつきまといます。

ロードバイクでもそうですが、ホイール外周部であるタイヤやチューブを軽量化するとその軽量効果はフレーム等の非回転部と比較すると軽量効果は数倍になります。

であれば、29erの重いチューブを排除できればかなり軽量化になりそうですよね。

ちょうど使ってるタイヤもSPECIALIZEDのタイヤで、SPECIALIZEDのMTBタイヤは基本チューブレスレディのようでシーラントとの組み合わせでサクッとチューブレス化できちゃいます。

必用なもの

  • チューブレス用バルブ x 2
  • チューブレスレディのタイヤ x2
  • シーラント剤
  • シーラント注入器

必用なのはこんなもんです。チューブレス用バルブは以前ロードホイールをチューブレス化できないかなぁと思って買ったまま死蔵してあったROVALのバルブがあったのでそれを使います。

ROVALのチューブレスバルブ

ROVALのチューブレスバルブ

バルブコアが外れるタイプじゃなかったのですが、バルブコアが外れなくても注入器使えばシーラントを入れられるという情報があったので、注入器を買ってしのぐことにしました。

タイヤは前輪については最初からついてたS-WORKS FastTrackがやっぱりチューブレスレディなのでそのまま使います。

リアタイヤは王滝用にS-WORKS Renegadeを購入してきました。もちろんチューブレスレディ。

ちなみにSPECIALIZEDのサイトでMTBタイヤをみたときに “2Bliss”って書いてあるのがチューブレスレディってことみたいです。

シーラント剤と注入器は新規購入。エフェットマリポサのカフェラテックスがわりと評判よいようなので、こちらをNotubeでなくEffetto CaffeLatexをのシーラントを選びました。

注入器も同メーカー品を選択。

チューブレス化作業

まずは当然今入ってるチューブを抜きます。

つづいてバルブの取り付け。根元にグリスを塗るようにかいてあったので、グリスを塗って装着。

バルブをとりつけたらタイヤをはめて、エアをいれてビードをあげます。

…入らない…

というかそからじゅうから盛大にエアが漏れてます(^^;

何度かトライしたんですが、はっきり言ってどうにかなりそうな気配ゼロ…

見るからにタイヤとホイールが密着してる感じがなくエアが入る気配は全くありません。

そこでふと「密着してなくて漏れるんだったら、シーラントいれたら漏れてる部分がふさがってエアはいるかも」というアイディアがでてきました。

そこでちょこっとだけシーラントを入れてタイヤの外周にいきわたるようにゆっくり回してからエアをいれはじめたら初めてエアが入っていく感触がでてきました(^^)

まだまだ漏れるエア

エアが入る感触がでてきたのは良かったんですが、まぁそこら中のタイヤとホイールの間からシーラントが漏れる漏れる(^^;

そこら中シーラントまみれ(>_<)

そこら中シーラントまみれ(>_<)

ローラー台マットの上で作業してたんですが、シーラント剤がぼたぼたとマットの上にこぼれていきます(>_<)

さらに残念なことに、20psi程度までエアを入れようとするとバルブあたりから盛大にエアがもれます。どうやらバルブ付け根部分でシューシューとエアが抜けてるようです。

バルブをきつめに締めてみても全然エア漏れがカイゼンしません…

気持ち的には半泣き状態になりながら、エアーをいれたり、シーラントをタイヤ内で攪拌したり、追加でシーラントいれてみたり…

あ、ちなみにシーラント追加するときにタイヤのエア圧高めのまま注射器をさしてシーラントを大噴射してしまいました(>_<)

頭からシーラント被りたくなければ、シーラントをいれるときはエア圧さげましょうね(^^;

さて、どうやってもバルブの根元からのエア漏れがカイゼンしないので、思い切ってバルブを一旦外して取り付け直すことにしました。

付け直すときに今度はバルブ根元にたっぷりとグリスをつけてから取り付けました。これが効いたのか今度はあまりエア漏れおこさずにエアを入れることが出来ました。

バルブの付け根に苦労しました

バルブの付け根に苦労しました

あふれだすシーラント

途中でなんどかシーラントをつっこんでたので、合計100ccぐらいはタイヤの中にシーラントが入りました。

エアをしっかりいれたあとで、そのシーラントがいろんなスキマからしみ出してきてます。

おそらくですが、時間にゆとりがあるなら、比較的低圧(15psi程度ですかね)でじっくりシーラントをすきまに追いやった方が漏れ出るシーラントの量が少なくて周囲がよごれにくいかもです。

ちなみに1本目のタイヤは試行錯誤で苦労したのですが、その反省をいかして2本目はバルブ根元にたっぷりグリスをぬってから取り付けをやったら拍子抜けするほどあっさり作業おわりました。

半泣きになりながらチューブレス化したあとにホイールやタイヤについたシーラントをはがすのもなかなか苦労しました(^^;

シーラントの除去は結構面倒なので、できればあまり盛大に漏れないように丁寧に作業したほうがいいですね。

バルブはこじると良さそう

なんとか作業終わって一晩おいてもエア圧が維持されたんでこれで大丈夫と思ってたんですが、なんと王滝への移動中にリアタイヤがぺったんこになってました。

空気をいれてチェックするとやっぱりバルブの根元に問題あり。手でバルブをちょっとこじるとエア漏れが発生します。

王滝への車載移動中に揺られてちょっとずつエアが抜けてぺったんこになったのかもしれません。

あきらめてチューブを入れることも一瞬考えたんですが、バルブをこじってやるとエアと共にシーラントも少しでてきてちょっとずつスキマを埋めていってくれるのがわかりました。

何度かバルブをこじてやると、いいかんじにシーラントがまわったのかエア漏れもなくなったのでこれなら本番で使っても大丈夫だろうと判断しました。

チューブレス化するときはシーラントが漏れないようにでなく、シーラントがスキマに入り込むように作業してやることが大事そうです。

チューブレス化の効果は?

そんなめっちゃ苦労したチューブレス化ですが、その効果は確かにあると思います。

登りでコギが軽くなったと感じます。今まで使ってたチューブ重量を量ったから170gあったので、シーラント100gを注入してたとしても70gは軽量化されてます。外周部で70gも軽量化されたらコギも軽くなりますよね。

チューブ重量170g。シーラントを60g程度までにおさえれば100gの軽量化!

チューブ重量170g。シーラントを60g程度までにおさえれば100gの軽量化も可能!

もうひとつちゃんと比較できてないですが、路面に対してヌルッと追従する感じが増したように感じます。(気のせいかもですが)

チューブレス化のデメリット

基本的にチューブレス化はやってみて良かったと思ってます。

が、ひとつだけイヤだなぁという点も発見しました。

それはチューブレス化というよりシーラント剤への不満ですね。

チャレンジOTAKI MTB80km耐久レースの終盤でサイドカットによるパンクをしたんですが、そのパンク修理時にシーラント剤で手がベッタベタになりました。

終盤だったのでよかったですが、序盤で手ベッタベタになったらかなりテンションさがりそうな気がします。

さらにタイヤ内側がシーラントでベタベタしてるので、タイヤブートも貼りつきません。ペーパーウェスである程度ふきとってからタイヤブートを使いましたが、たぶんくっついてないでしょうね。

ロードバイクなら高圧のチューブで押さえつければまずタイヤブートがずれることは無さそうなので問題無いとおもうのですが、MTBだと2気圧程度と低圧なうえにオフロードでタイヤも頻繁に変形しそうなので、長時間はしってるとタイヤブートがずれて再パンクとかありそうな気もします。

さらにさらに、パンクで漏れ出たシーラントが走行中に飛び散ってMTB本体にくっついたので洗車も大変でした(^^;

シーラントの扱いは大変だけど今後も使いたい

というわけでシーラントのベタベタや飛散はイヤなんですが、乗り味やコギの軽さなど捨てがたいメリットがあるので、今回サイドカットしたフロントタイヤもまたチューブレス化しようと思ってます。

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