風に苦しめられたBRM418西東京400km富士大回り

IMG_7938BRM418西東京400km富士大回りに参加してきました。

400kmブルベを走るのは人生で2回目。以前400kmを走ったときは寒さに苦しんだのが思い出されます。

今回使ったバイクはS-WORKS Tarmac SL4。S-WORKS Tarmacでのこれまでの最長ライドは300km強。400kmもTarmacで走るのは初めてです。

ブルベは主に乗り心地重視のRoubaixProで走ってますが、硬いと言われるS-WORKS Tarmac SL4でどのぐらいの距離まで走れるものかも気になるので今年はブルベもS−WORKS Tarmacで走ってます。

今回一番苦しめられたのが「暴風」

お昼頃からずーーーっっっと南西方向から強風が吹き続けてました。

PC1セブンイレブン山梨六郷町店。のぼりで強風ぐあい察してください(^^;

PC1セブンイレブン山梨六郷町店。のぼりで強風ぐあい察してください(^^;

そのため山中湖をすぎて富士吉田から本栖湖方面に抜ける道はずっと向かい風。

本栖道を北上してるときは強烈な追い風でペースはあがり気持ちよかったんですが、それでも「この後南下するコースなんだよな…絶対強烈な向かい風だよ」って思うと気分が落ち込みます(^^;

そして予想通りPC2ローソン南アルブス街道店で折り返したあとはずーーーーーっっっっと向かい風(>_<)

唯一の救いはこの南下ルートがゆるい下り基調の道だということ。向かい風でペースがあがらない分を微妙な下りがカバーしてくれた感じです。

ただ、富士川沿いを南下してるときは頻繁に暴風にあおられて気が休まることがありませんでした。

急な突風でハンドルをとられるので補給のためにハンドルから片手を離すタイミングをつかむのが非常に難しかったです。

川沿い走行だったので、うっかり風にあおられて川がわに吹き飛ばされたら川まで落下しかねないよなぁって思うとまっすぐ走ってるだけでも怖かったです。

この富士川右岸を南下しているときが精神的に一番辛い時でした。走行距離はまだ200kmにとどかず、まだこれから10時間以上この風の中を走るのかと思ったらゲンナリしちゃいました。

走りながら「DNF(リタイヤ)かなぁ…輪行袋持ってきてないんだよな…近くに電車通ってたっけ?ルートラボで見てたときにどっか駅あったような気がするな…いやだから輪行袋ないぞ…DNFしてレンタカーで戻ったって話をどっかでみたな…」とかもうDNFのことばっかり考えるほど精神的に追い込まれました(^^;

ただ富士川左岸に移ってからは突風が少しましになったので途中駅を見かけたけど「まだいける」と判断して続行。

その後もときおり強風に襲われたけど身体が風への対処になれたのか富士川右岸を走行してたときほど辛くはなく無事に南下しきって冷川峠をこえて海沿いの国道135号を北上することに。

南西方向から風だったので北上するときには追い風か横風という感じ。時折突風にあおられるけど残りの距離は110km程度なので「あと110km走れば400km完走!」って思うとなんとか対処してがんばろうって気持ちになれました。

あ、唯一この135号線ルートで風に感謝したのが時折あらわれる急坂ですね。急坂にさしかかると決まって後ろから強烈な暴風が背中をおしてくれたので普段より圧倒的に楽に坂をのぼれました(^^; 夜中走行で変なテンションになってるので「神風キターーー!!」とかわけわからんことつぶやきながら走ってましたねぇ

サイコン読み19時間10分でゴール

サイコン読み19時間10分でゴール

そんなこんなでお昼頃からずっと風に助けられたり苦しめられたりした400kmブルベでしたが、DNFすることなく無事完走することができました。

タイムはサイコン読みで19時間10分。21時間ぐらいかかるかなと思ったのに平均速度20km/h以上のペースで走り切れたのがめっちゃ嬉しいです。

S-WORKS Tarmacで400kmも可能ってわかったし、走りきれるのならやはりTarmacの方がペースはあげられるんだなって思いました。

さて次は600kmだな…富士川右岸で強風に苦しめられてたときは「もう400km以上のブルベに参加するのはやめよう…」って思ってたけどせっかく400km完走できたので、600kmもチャレンジしたいと思います。

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2 thoughts on “風に苦しめられたBRM418西東京400km富士大回り

  1. ピンバック: 400km以上のブルベでは300km以下のブルベでは感じない痛みがある - 40代からのロードバイク

  2. ピンバック: ロングライドの補給食にちょうどいい。ユーラク「ブラックサンダー」 - 40代からのロードバイク

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