竹谷賢二presents『王滝 MTB練習会』に参加してきた。

IMG_36875月4日に開催された竹谷賢二presents『王滝 MTB練習会』に参加してきました。

集合は柴又公園駐車場。江戸川サイクリングロードは週末LSDでよく走っていたので、自走で向かいました。片道約25km。この片道25kmが夕方には苦行の25kmになっちゃいました(^^;(レンタカー借りていけばよかったなぁ)

今回の参加者は竹谷さん、スペシャライズドコンセプトストアスタッフさん含めても7人という少人数。(こんな少人数なのに「ブログ読んでます」って言ってくれる人が居たのは嬉しかった!)

厚木で開催されたルーベライドのときも思ったんですが、レベルをある程度絞り込んだ少人数のイベントっていいですね。スペシャライズドコンセプトストアで定期開催されてるペダリング講座も8人程度の少人数制だし、スペシャライズドさんはミニイベント(それも練習になるようなイベント)を多数開催してくれてるのがうれしいですね。

江戸サイはよく走ってたけど実はここまで来たのは初めて

江戸サイはよく走ってたけど実はここまで来たのは初めて

今回のコースは柴又公園を出発して江戸川沿いを関宿までダートをつなぎながら北上してもどってくるコース。

約100kmを8時間かけてMTBに8時間乗るということ、MTBでダート100km走るってコトを体験し王滝に向けての課題をつかむのが狙いになってます。

タイヤの空気圧めっちゃ重要

30km ほどはしったあたりでの休憩中でのことですが、ふとタイヤの空気圧の話しになりました。

私のタイヤはというと3気圧ほどはいってたんですが、「それじゃ高すぎます!」ってことでエアをぬいて2気圧に。

タイヤをさわった感触だと3気圧だとパツンパツン。2気圧だとプニッて感じですね。

空気圧が高すぎるとパンパンはねちゃって走りにくいので、ムニュっとへばりつくように空気圧さげるのがよいそうです。

実際2気圧にしてからの走りやすさと言ったら天と地ほど違いがありました。完全に別世界!

3気圧だと路面のグリップ感が希薄で走るのがおっかない感じがしてたんですが、2気圧にしてからは、タイヤがしっかり路面にへばりついて安心して走れました。

2気圧ぐらいから始めて0.2気圧ずつ下げながら自分のベストをさぐると良いそうです。

デジタル式ももってるけど、最近はこっち使うことが増えました。

 

2大メジャートラブル カットパンクとチェーントラブル

タイヤ自体が切れてしまうカットパンク、チェーンが切れてしまうチェーントラブル。

どちらもロードバイクでは滅多に遭遇しないトラブルだと思いますが、オフロードではメジャーなトラブルのようです。

今回の練習中もカットパンク、チェーントラブルどちらも発生してました。

チューブレスもカットパンクには勝てない

IMG_3690カットパンクはチューブレスタイヤの方に発生したので、チューブレスでのパンク修理の現場を見られたのは勉強になりました。

タイヤレバーなしで外すのはほぼ困難だったり、シーラント剤をきれいにぬぐわないとタイヤブートをはっつけられなかったり…

シーラント剤が修理をじゃまするなんて想像したことなかったのですが、そこを予測された参加者の方がペーパーウェスを持ってきていて「おおっ!」って驚かされたりもしました。

思い思いの装備で集まってるので、他の人の装備が参考になったりもしますねぇ。

ちなみにこのパンク修理タイムでは、もうひとつロードバイクでもたまに発生するチューブのバルブ付け根あたりが傷んで空気漏れってのも発生しました。

タイヤ交換を何度もやってたり、ミシュランのチューブみたいにナット無しだったりすると傷めることあるので、気をつけたいところですね。

チェーンカッターは買おう

チェーン切れ。私はまだ経験したことがありませんが、ベテランブルベライダーさんの装備に大抵入ってるのがチェーンカッターとミッシングリンク。

オンロードでは滅多に発生することのないチェーントラブルですが、オフロードではちょっと木の枝がはさまったりするだけで、わりと頻繁に発生するそうです。

修理の様子をみながら、チェーンカッターはまた持ってなかったので必ず買おうと決めました。

と同時にロングライドにでるときも持って行った方が良さそうだなぁって考え直しました。

確かにオンロードでは滅多に発生しないかもしれないけど、ロングライド中にはちょっと荒れた道を通ることもあったりします。うっかり落ちてる枝を踏む付けたことも何度もあります。

チェーントラブルは確率が低いトラブルではあるけど、発生したときに対処できるツールがないと即自走できなくなるトラブルです。

先日の400kmブルベみたいに夜中に山の中を走行中にツール無しでチェーン切れが発生したらと思うとちょっとゾッとします。

うん。やっぱりロングライド用の装備にも追加しよう。

課題だらけの補給計画

一休み中

一休み中

普段の100kmLSDなら水は500〜1000ml、途中の補給はおにぎり1個で十分なぐらいです。

が、今回の練習ではエネルギー不足を感じまくってかなり補給を取りました。

まず水分。途中で追加するつもりで1000mlをハイドレーションパックに用意。折り返し地点の関宿で500ml追加。それもほぼなくなったころにローソンで休憩となったので、そのときに1000ml追加。それも帰宅途中で空になちゃっいました。

トータル2.5リッターは飲みきったことになります。

今回の練習は平地メインでしたが、登りも入ると運動強度があがるので、水分はもっと欲しくなるでしょうねぇ。エイドステーションでこまめに追加するつもりで量を絞るか、最初から必要分として3リッターぐらい背負っていくか悩みどころです。

エネルギー補給も今までにこんなに沢山補給したことあったかな?って思えるほど食べてしました。

あてにならないGARMINによると消費カロリーは柴又公園への往復と練習とで合わせて3500kcalほど。

補給量は

  • ハイドレーションに溶かしたリプレニッシュx2 250kcal
  • ジェルフラスコにメイタン 116kcal
  • パワーバージェルブラスト 2袋 400kcal
  • パワーバージェール x4 480kcal
  • リアルゴールド+クーリッシュ 約200kcal
  • ウィダープロテインバー x4 706kcal

トータル2152kcalを摂取。練習の強度でこんなに摂取するとなると本番ではいったいどのぐらいの補給が必要なのか?

ロードバイクでは割と省エネで走れるようになってきたと思ってたんですが、MTB&オフロードでは想像以上にエネルギー必要そうです。

竹谷さんからは目安として1時間に300kcalぐらいの摂取が無理がない範囲ってことだったので、毎時300kcal×目標タイム8時間=2400kcal分は用意しておきたいところです。

これを走行しながら食べて進むのか?それともエイドステーションで止まって食べるのか?これだけの補給食を収納するにはどれぐらいのサイズのバックパックが必要か?課題がつきません(^^;

余談ですが、パワーバー美味しくなった?

この練習で補給したパワーバーですが、ジェルブラスト1袋以外は当日竹谷さんからいただいたパワーバーさんからの差し入れです。

ジェルブラストは噛み心地もよくこまめに食べられるので非常に気に入りました。味も想像どおり美味しい。こまめに補給できるしかなりお薦め。

ビックリしたのはジェルですね。以前食べた印象ではドロッとして妙に甘ったるくて食べにくい印象だったんですが、記憶の中の味とことなりおいしかった!(もしかしたら以前はうまくないと思ってたのが美味しく感じるほど疲れ切ってたのかもしれませんが)

パワーバージェルへのイメージが昨日1日だけでガラッとかわっちゃいました。

レモンライム、トロピカルフルーツ、バナナといただいたんですが、個人的にはこの3つならバナナがイチオシですね。

走りながら開封して飲むというのもトライしてみたんですが、わりと問題なくできます。パッケージの硬さがほどよいのかもしれません。ただちょっと気をつけてないと口切りそうではあります(^^;

# メイタンだとちょっと走りながら補給する気にはなれないんですよね。気をつけてないと開封直後にこぼしちゃうので(^^;

手が辛い。ケツが痛い

夕方、柴又公園に戻ってきて軽い反省会です。

「何が一番きつかったか?」を各自考えていきます。

私にとって1番キツかったのはお尻です(^^;

初めてロードバイクで100km走りに行ったとき並にお尻が痛かったですねぇ。

竹谷さんからのアドバイスとしては

  • ハンドルを下げる
  • 荷物を厳選する
  • トルクをかけたペダリングをする

という3点のアドバイスをいただきました。

いずれもお尻への荷重を減らす手法ですね。

ポジションはすぐに変更できるし副作用もほとんど無いのですぐにやっちゃうつもりです。

トルクをかけたペダリングは意識的に練習していかないとダメですね。たぶん今の自分にとって体力的に一番不足しているのが、力を発揮するペダリングだと思うので、ここはがんばりたいとことろです。

難しいのは荷物の厳選ですかねぇ。

ロードバイクを乗り始めて1ヶ月ぐらいのときにバックパックに着替え満載で泊まりがけロングライドをしたときに、お尻が痛くて痛くてまともに走れなくなるぐらい痛くなってから、ずーーっとロングライドはバックパック無しで走ってるので、余計にバックパックを背負って走るのが身体に応えるんでしょうねぇ。

水をどれだけ背負うかにも関わってきますが、重くてもとまらず走れる方向にするか、エイドまでの最少量にして軽くして走るか…うーん迷います。

 

あとは思った以上に手にきますね。今回使ったグローブがSPECIALIZEDのXC Liteというパッド無しのグローブ。

IMG_3682パッドがあまり分厚いのはすきじゃなかったので、薄めですすめられたのがXC LITEで、見た目もかっこよかったんでつい買っちゃったんですが、いやー私にはまだ早いわぁ(^^;

細かい振動がつねに手を襲い続けるんで、やっぱパッド欲しくなりました(^^;

手に関しても竹谷さんから「なんでもいいから握り方に変化をつけて手の疲れを軽減させるのが大事」ってアドバイスを頂きました。

変なハンドルの持ち方したら手が弾かれて危ないからちゃんと握らなきゃって思い込んでたんですが、いざいろんな持ち方してみると、手が弾かれるような状況には全然ならないってことが確認できました。

何事もやってみないとわからないもんですねぇ

さてさて、今回の練習で、今もってるバックパックじゃ小さすぎとか、やっぱりパッドつきグローブが欲しいとかいろいろ追加購入したいものもできたので、そろそろ買い物にでかけようかと思います。

 

2 thoughts on “竹谷賢二presents『王滝 MTB練習会』に参加してきた。

  1. ピンバック: EPICのペダルをエッグビーター3にしてみた | 40代からのロードバイク

  2. ピンバック: 王滝練習の結果を踏まえてもう一度SDA王滝の補給計画を考える | 40代からのロードバイク

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